SSDが検出できない理由
SSDが検出できないというエラーの原因について
SSDLifeを起動した際に、「SSDが見つかりません」というエラーが表示され、プログラムが終了する場合があります。このエラーが発生するいくつかの原因についてご説明いたします。
以下の詳細をご確認ください。
原因1:あなたのSSDが偽物である場合
この問題はいくつかのネットブックで発生する可能性があります。
メーカーがパソコンにSATA SSDではなく、フラッシュメモリ(改造されたフラッシュドライブ等)だけを内蔵している場合に、SSDを内蔵していると記載する場合があります。
それのフラッシュメモリは健康状態を把握することができず、SMARTシステムなども搭載されておりません。そのため、それらのフラッシュメモリは技術的なデータを確認することができません。
原因2:RAIDアレイ(配列)を使用している場合
RAIDアレイ(多くの場合パフォーマンスや信頼性を高めるためにRAID0配列が使用されます)を使用する場合、基本的にSSDをコントロールすることはできません。これはRAIDドライバが各ドライブへのアクセスを禁止するため、SSDLifeが各ドライブの情報を取得できなくなるためです。
この問題はSony Vaio Z ラップトップでも発生します。このパソコンでは初期設定でRAID機能を使用しているためです。
原因3:SATAコントローラードライバがSMARTに対応していない場合
SATAコントローラーがSMARTに対応していない場合、SSDLifeは診断用のデータにアクセスできなくなります。これは一部のメーカーのドライバによって発生します。(例:nVidia nForceのチップセット等)
問題を解決するには
残念なことに原因が「あなたのSSDが偽物である」場合もしくは「RAIDアレイ(配列)を使用している」場合、解決することはほぼ不可能です。
オプションとして、Windowsに内蔵されたソフトウェアベースのRAIDを使用することができます。この場合は、SSDの情報を取得することができるようになります。
原因が「SATAコントローラードライバがSMARTに対応していない」の場合は、メーカーからではなくマイクロソフトからドライバーをダウンロードすることで問題を解決できるかもしれません。